【シャッターアイランド】
主演:レオナルド・デカプリオ 監督:マーティン・スコセッシ
【予告編】
【シャッターアイランド】キャスト
- レオナルド・ディカプリオ(テディ・ダニエルズ)
- マーク・ラファロ(チャック・オール)
- ミシェル・ウィリアムズ(ドロレス・チャナル)
-
ベン・キングズレー(ジョン・コーリー医師)
-
エミリー・モーティマー(レイチェル・ソランドー)
-
マックス・フォン・シドー(ジェレミア・ナーリング医師)
-
ジャッキー・アール・ヘイリー(ジョージ・ノイス)
スポンサーリンク
【シャッターアイランド】あらすじ
保安官であるテディ(レオナルド・ディカプリオ)と、
その相棒のチャック(マーク・ラファロ)は、
ボストン沖合の孤島・シャッターアイランドに、女性患者の失踪事件の調査で訪れる。
シャッターアイランドには、精神を病んだ犯罪者を収容するアッシュクリフ病院があった。
失踪した患者である、レイチェル・ソランド(エミリー・モーティマー)が昨夜、
鍵のかかった部屋から消えてしまっていた。
病院を訪れた二人は、彼女の部屋で1枚のメモを発見する。その紙には、
『4の法則 67番目は誰?』
謎の暗号めいた言葉が記されていた。
その後、職員らに聞き込みをしたテディは、レイチェルの担当医であるシーアン医師が、
入れ違いで今朝のフェリーで島を立ち去っていると知り、
テディはシーアン医師が何らかの形で事件に関与していると考える。
テディは電話でシーアン医師と話をしようと考えるが、
嵐が上陸してしまっていた影響で電話も繋がらず、しばらくフェリーも出れない状況に。
翌日も島は嵐でフェリーは欠航。
この島に留まらざるを得ないテディとチャックは、捜査を続行する。
実はテディは、レイチェル・ソランドーの捜査の他に別の目的を持っていた。
テディと妻・ドロレスがかつて住んでいたアパートの管理人で、
テディの留守中に家に火をつけた犯人・レディスがこの島に収監されていることを知って、
テディはレディスに会う事も目的の1つでした。
この火事でテディはドロレスを失う事になっていた。
しかしこのシャッターアイランドに収監された後のレディスのデータは消えていて、
患者に聞き込みをしても、みんな一様に機械的な決まりきった様な答えしかしなかった。
聞き込みを続けるうちに、この島では、ある実験が行なわれている疑惑まで浮上。
それは脳の前頭葉切除によるロボトミー手術と呼ばれるもので、
凶暴性を抑えるためにおこなわれる手術。
更にテディは、絶えず偏頭痛やめまいに悩まされ、体調がすぐれない状態に。
病院の対応が妙な事もあり、何か盛られているのではないかと疑いも浮上する。
捜査をしてもレディスの情報どころか当初の目的である、レイチェル・ソランドの行方も分からず、
苛立つテディに、レイチェル発見の知らせが。
すぐに面会するが、彼女は錯乱状態だった。
こうして、どうにも納得はいかないものの、当初の目的は終えた2人だったが、
嵐によって島を出られないテディはレディスの捜査を始める。
が、いつの間にか相棒のチャックの姿が見えなくなる。
慌ててチャックを探す途中、テディは洞窟に潜む1人の女性を見付ける。
突然見付かったレイチェルに疑問を感じていたテディは、
彼女が本物のレイチェルではないかと直感。
そして女性はテディに向かって、
「あなたは島から出られない」と告げる。
彼女は患者ではなくここの元医師で、ロボトミー手術に反対し、
シャッターアイランドの患者が実験体になっているのを世間に訴えようとして、
院長側に止められていた。それで逃亡を図ったとの事。
ロボトミー手術の危険性を説いた彼女は、テディの体調が悪いのも、
病院で摂取した食物、飲料、薬、煙草それらの全てに精神薬が入っているからだと指摘した。
そしてテディは灯台を指し、「あそこで何が行われているんだ?」と聞くと、
そこでは脳のロボトミー手術が行われている、と女性は答えた。
病院側に不信感を抱いたチャックは、島を出て帰るとコーリー院長に言い、
相棒チャックの行方を聞くも、
「君はひとりで来た」
と言われてしまう。
愕然のしつつも、チャックが病院側に拉致されたと疑い、
チャックの存在すら消し去ろうとし始めた病院側に対して、
テディは何が何でも灯台に行って真実を暴こうとする。
灯台の中は普通の灯台で、上へと向かう螺旋階段があるのみ。
そこに院長が現れ、テディの「正体」を告げる。
テディは連邦保安官などではなく、患者だと言う院長。
4の法則とは、テディや奥さんの名は4人の名前のアルファベットを並べ替えた、
アナグラムで作られた名前であると。
さらに、院長は
「67番目の患者とは、君のことなんだよ、アンドリュー・レディス。
君の名はアンドリュー・レディスだ」
と告げる。
テディが精神を病んだのは、妻が子供たちを妻の手で水に沈めたからだった。
妻もまた、精神を病んでいた。
子供たちを水に沈めた妻は、泣きながら「私を楽にして」と言い、
その妻・ドロレスを彼の手で……。
今回の一件は全て、精神を病んだテディの妄想を現実にする事で、
それを切欠に正気に戻るかもしれない。との医師たちの試みだった。
そして、この試みはテストの意味を含んでいて、
コレで改善しなければ、ロボトミー手術を行う事を医師たちは決めていた。
そして最後に、相棒役をしていた医師と話をした結果、
まだ自分の事を保安官だと思っている事に精神の回復の兆しがないと判断されたテディは、
ロボトミー手術を受けることになる。
立ち去る間際、テディは最後の言葉を残す。
「ここにいると考える。どっちがましかな。
モンスターのまま生きるか、善人のままで……」
その言葉に驚く医師だったが、
ある種、清々しさを感じる表情で彼はそう言うと、
テディは医師や警備員に付き添われ、夕焼け染まる灯台へと向かって行った。
スポンサーリンク
【シャッターアイランド】感想
この【シャッターアイランド】は、あらすじを書くのがかなり難しい!(笑)
分かりにくかったらすいません。。。
物語の中には、無数の伏線が張り巡らされまくっていて、
まさに『どんでん返し』の結末。
そして最後に「えぇぇええ!!??」と言ってしまうような一言を吐く訳です。
ネット上にも【シャッターアイランド】に対する解釈の仕方は幾つか存在しています。
僕自身初めて見た時は、全てを整理しきれず、
『結局どっちなんだ!?』
と言うのが初見の感想。
そして改めて見てみると、また色々な伏線を発見できます。
でもそれが果たして伏線なのか。
もしくは伏線っぽく見せかけた、特に意味のない部分なのか。
もしくは、更に裏の裏の裏で、実はやっぱり伏線なのか。。。(笑)
見れば見るほど色々な解釈が出来る作品です。
見た人の数だけの違った見解があると思うんですが、僕なりの結論としては、
『答えなんて無いんじゃないか?』
って思いました。
「ここは伏線になっているから、結末はこうなんだ!」
「ここはそんな難しく考える必要なくて、単純にこうなんだよ!」
そんな意見をそれぞれが持つ事を楽しめる作品なんじゃないかなと思います。
とにかく、見ると色々考えさせられるというか、考えてしまうというか。
感動とかとは違うけど、面白い映画と言うのは間違いないと思います。
まずは1度見てみて、その後に色々な人の解釈を探してみると、更に楽しめる作品です!
興味が湧いた方は、是非1度見てみて下さい!
other newsstory
→ シャッターアイランド – 映画(字幕・吹き替え)を無料で見る方法!
→ シャッターアイランド – 映画感想・あらすじネタバレ注意!