【セブン】
主演:ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン
監督:デヴィッド・フィンチャー
【予告編】
【セブン】キャスト
- デイヴィッド・ミルズ(演:ブラッド・ピット)
- ウィリアム・サマセット(演:モーガン・フリーマン)
- トレイシー・ミルズ(演:グウィネス・パルトロー)
- ジョン・ドゥ(演:ケヴィン・スペイシー)
スポンサーリンク
【セブン】あらすじ
(結末まで記載があります!まだ見ていない方はネタバレ注意!)
治安の悪いある都市で、ある日凄惨な事件が起きる。
定年まであと7日の刑事サマセット(モーガン・フリーマン)と、
異動でこの街にきたミルズ(ブラッド・ピット)刑事は現場に急行した。
その犠牲者はかなりの肥満の男で、手足を拘束され大量の食べ物を無理やり食べさせられた上に、
腹部を殴打されたことによって内臓が破裂していた。
そして、その現場の冷蔵庫の裏から『GLUTTONY(暴食)』と言う文字を発見する。
しかしこの事件は、連続事件の始まりに過ぎなかった。
次の日、弁護士のグルードが、高級オフィスビルの自室で血まみれで発見される。
現場には血で『GREED(強欲)』と言う文字が残されていたことで、
サマセットは『七つの大罪』を模して事件を起こしていると考えた。
そしてその現場の壁に『HELP ME』と言う文字が見つかり、
そこから通称ヴィクターと言う人物が犯人として浮かび上がる。
が、ヴィクターの家に警察が踏み込むと、彼はベットに縛り付けられ瀕死の状態になっていた。
そしてその現場から『SLOTH(怠惰)』と言う文字と、
ちょうど1年前の今日からこの状態にさせられていた写真が見つかる。
手掛かりを失ったサマセットとミルズは、図書館の『七つの大罪』に関する本の貸し出し記録から、
ジョン・ドゥと言う名前の人間を見付ける。
そして2人はジョン・ドゥの家を訪ねるが、逃げられてしまう。
それを追う2人。
しかしミルズ刑事が顔を殴られ、銃口を向けられる。
が、ジョン・ドゥは銃を撃たずにその場を去って行った。
ジョン・ドゥの部屋を捜査すると、今までの被害者達の写真が発見され、
彼が今回の一連の事件の犯人だと断定される。
彼は1度カメラマンを装ってミルズの前に現れていた人物だった。
後日、さらに事件は続く。
ある女性が『LUST(肉欲)』の文字と共に発見され、
そしてさらに『PRIDE(高慢)』の文字と共に発見された女性は、
顔に傷を受けていたが通報すれば助かっていたのに、
その傷ついた顔を他人に見られたくなかったようで、そのまま犠牲になっていた。
その頃、1度ミルズの家に夕食に行ったサマセットに、
ミルズの妻トレイシー(グウィネス・パルトロー)が、相談を持ち掛けていた。
トレイシーはミルズの子を妊娠していたが、この治安が悪い街で育てていく事に不安を感じていた。
サマセットは同じように、過去に結婚を考えていた女性が妊娠をいたが流産してしまった過去があった。
そしてトレイシーに、産まないのであればミルズには内緒にするべきだと言葉を送る。
と、後日事件は急展開を迎える。
ジョン・ドゥ(ケヴィン・スペイシー)が自らサマセットやミルズが務める警察署に自首をしてくる。
そして、この2人に残りの犠牲者の隠し場所を教えると言う。
ジョンは2人と共に、ある見晴らしのいい荒野にやってくる。
車を降りた3人が少し待っていると、そこへ1台の車が。
それは宅配便で、この時間にここに荷物を持ってくるように言われたとの事だった・
ジョンをミルズが見張り、届けられた箱をサマセットがチェックしに行く。
するとそこには、トレイシーの首が入っていた。
サマセットはミルズに見せないようにするが、ジョンが中身をミルズに教えてしまう。
そしてジョンは、ミルズを妬んでトレイシーに手をかけた事を明かす。
『ENVY(嫉妬)』は自分自身だと。
そして、それに怒り狂ったミルズは、サマセットの制止も無視してジョンを銃で撃つ。
七つの大罪の7つ目の『WRATH(憤怒)』はミルズの事だった。
こうして、大罪を抱える者たちに罰を与えるジョンの計画が全て完成した。
スポンサーリンク
【セブン】感想と評価
この【セブン】は、ブラッド・ピット&モーガン・フリーマン主演、
デヴィット・フィンチャー監督のサスペンスの名作。
サスペンス映画の名作と言えば!と言われたら絶対に上がるほどの作品。
サスペンス映画好きの僕も、やっぱり好きな作品の1つです。
特に衝撃なのはやっぱりラストですよね。
ハッキリ言ってハッピーエンドではない。
サスペンス映画とは言え、犯人が分かって終了!って事じゃなく、
どちらかと言えば何かモヤモヤしたものが残るような終わり方。
でもやっぱりテーマでもある『七つの大罪』ってのを描いている事もありますが、
人間の欲望とかって感情を描く映画は、何か心に残って終わるのが良い映画だと思います。
切ないとかってのとも違う、正直救いのない終わり方ですが。。。
でも、だからこそ、名作と言われる位多くの人の記憶に残るんですよねきっと。
大罪と言われるような感情ですが、誰もが持ってる感情ですからね。
それが行き過ぎると、この映画の犠牲者みたいになって行く訳ですかね。
勿論、実は真犯人が!?とか言われるようなストーリーも良くて、
流石デヴィット・フィンチャー監督。
サスペンス映画を見たいと思ったら、絶対に1度は見ておくべきと言える作品。
もしまだ見てないって方は是非1度見てみて下さい!
other newsstory