【マトリックス レボリューションズ】

主演:キアヌ・リーブス

監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー

 

【予告編】

【マトリックス レボリューションズ】キャスト

  • ネオ(トーマス・A・アンダーソン)(演:キアヌ・リーブス)
  • モーフィアス(演:ローレンス・フィッシュバーン)
  • トリニティー(演:キャリー=アン・モス)
  • エージェント・スミス(演:ヒューゴ・ウィーヴィング)
  • オラクル(預言者)(演:メアリー・アリス)
  • リンク(演:ハロルド・ペリノー・ジュニア)
  • ナイオビ(演:ジェイダ・ピンケット=スミス)
  • メロビンジアン(演:ランバート・ウィルソン)
  • パーセフォニー(演:モニカ・ベルッチ)
  • セラフ(演:コリン・チョウ)
  • アーキテクト(設計者)(演:ヘルムート・バカイティス)
  • トレインマン(演:ブルース・スペンス)
  • ベイン(演:イアン・ブリス)

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【マトリックス レボリューションズ】あらすじ

(結末まで記載があります!まだ見ていない方はネタバレ注意!)

(続編の為、前作を見ていない方は前作から見る事をおススメします)

> 【マトリックス】のあらすじはコチラから

> 【マトリックス レボリューションズ】のあらすじはコチラから

 

 

トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)は、

大手ソフトウェア会社のプラグラマーとして働く一方、

夜な夜な自宅では、『ネオ』と言う名前でハッカーをしていた。

 

そんなある時、トリニティ(キャリー=アン・モス)と名乗る女と、

モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)と名乗る男と出会い、

この世界の現実を知る。

 

今まで暮らしてきた世界は仮想現実で、

本当の現在はおよそ200年後、機械によって人間が支配されている世界だった。

そして、モーフィアスは機械との戦いに勝利するための救世主を探していた。

そして見つけたのがネオ(トーマス)だった。

 

しかし、この『マトリックス』と言われる世界にいる預言者により、

ネオは預言者ではない事を告げられてしまう。

 

そして現実世界に戻ろうとした時、エージェントと呼ばれる、

マトリックスの監視システムに襲われるが、エージェントを体内から破壊し撃退。

 

救世主としての力なのか、マトリックス内での何かの力に目覚め始めたネオ。

そんな中、生き残った人間達の住む『ザイオス』へ、

機械が穴を掘り進めていることについての対応策を探していた。

 

そして、マトリックスの設計者と会ったネロは、

あと24時間で何とかしないと、ザイオスは全滅する事を知らされる。

 

しかし、それを防ぐために攻め込んだ5隻の船は、

何らかのミスによってほぼ全滅。

そこで生き残った1人の男ベイン(イアン・ブリス)が、

何かを知っているのではないかと思われた。

 

そしてネロは、現実世界で機械を不思議な力で止めた後、

昏睡状態に陥っていた。

 

 

しかしネロの脳波は、昏睡している状態と言うより、

マトリックスに入っている時のようだった。

そして、自分の船を失ってしまったモーフィアスは、

ネロを探すためにマトリックスに入らせて欲しいと進言する。

 

するとそこへ、預言者の案内人セラフ(コリン・チョウ)から、

すぐに来て欲しいとの連絡を受ける。

 

そして、モーフィアスとトリニティは預言者に会いに行くことに。

 

すると預言者は、ネロは機械の世界とマトリックスの狭間に迷い込んでいると言う。

そこではトレインマンと言うプログラムが、

不正に他のプログラムを往来させているとの事。

彼に先にネロを見付けられてしまうと、救出が難しくなるとの事だった。

 

そのトレインマンのボスは、

キー・メーカーを捕らえていた(前作参照)メロビンジアンだとのこと。

そしてセラフの案内で、トレインマンを探しに行くことに。

 

 

一方その頃ネロは、駅の様な所にいた。

そこにはある親子が電車を待っていて、

ここが狭間の世界だと知らされる。

彼らもプラグラムとのことだったが、

娘の事を愛し、娘だけマトリックスの世界に送るようだった。

 

モーフィアス、トリニティ、セラフの3人は、

トレインマンの元に向かっていた。

しかしトレインマンは3人を見ると攻撃しながら逃げ出し、

それを追うも、トレインマンに逃げられてしまう。

 

そして、ネロのいる狭間の世界にトレインマンが運転する電車がやってくる。

それにネロも乗り込もうとするが、トレインマンに拒否されてしまう。

 

トレインマンを逃がしてしまった3人は、

そのまま、ボスであるメロビンジアンの元へ。

するとメロビンジアンは、取引として預言者の目を要求してくる。

当然その要求は飲めず、メロビンジアンに銃を向けるトリニティ。

そして、ネロを狭間の世界から連れ出すことを了承させる。

 

狭間から抜け出したネロは、

最期のチャンスだと言い、預言者に会いに行くことに。

 

すると、前に会った時には「知るには早いと思ったから」と、

話されなかった事を話し始める預言者。

ネロは現実世界で自分が機械を止めた力の事を聞く。

それは、救世主の力はマトリックスを超越するとのことだった。

 

そして、設計者に言われた、ザイオスが今夜滅びるとの事について聞く。

しかし彼には先は見えないと言う預言者。

彼の役割はバランスを保つこと。そして預言者の役割はバランスを崩すことだと。

 

いずれにしても、戦争は終わる。

ザイオスは滅びるかどうか。その答えが見つかる場所は1つしかないと。

 

そして、彼はもうすぐ世界を滅ぼす力を得るとの事。

彼は、あなたの対極にある、負のあなただと。

ネオが力を得た結果、システムがバランスを保とうと生み出した者。

それがスミスだと言う。

 

そしてネロは現実に戻った。

それと同時に、1人生き残っていた男、ベインも目を覚まし、

彼の事情を聴取する事になるが、彼はその時の記憶を失っている様だった。

 

そしてその頃マトリックス内の預言者の元に、スミスが迫っていた。

そしてスミスは、預言者を自分に変え、預言者の目を手に入れる。

 

ベインの記憶もなく、ネオも現実に戻って以来考えていて、

何の手掛かりも得られない一同の元へ、

ナイオビ船長の乗る、ロゴス号が発見されたとの報告が。

ロゴス号はエンジントラブルで止まっていただけで、

船員たちは無事だった。

 

その頃ザイオスでは、掘り進められている掘削機に対応する為、

志願兵も募り、戦う準備を進めていた。

 

船が2隻になったモーフィアス達は、

補助パイプを通ってザイオスに戻る事に。

しかしそこへネオが戻ってきて、機械の国に行かせて欲しいと言い出す。

 

そして2隻の船の1隻で、ネオとトリニティが機械の国へ。

その他の人はもう1つの船でザイオスへ戻る事になる。

 

ザイオスに向かって船が出て、ネオ達も出発しようとすると、

ヒューズのエラーでエンジンがかからなかった。

その異常をトリニティが見に行くと、そこへ記憶を失っていたはずのベインが。

そしてトリニティに刃物を持って襲い掛かってくる。

 

ザイオスの艦隊でミスを故意的に起こし、

全滅させたのは彼自身だった。

 

ベインはトリニティに襲いかかると、そこへ助けに来たネオにも襲い掛かる。

しかしそのベインの様子はおかしかった。

なにか聞き覚えのある言葉を口にする。

それは、マトリクス内でスミスが口にしていた言葉だった。

 

「ありえない」と言うネオだったが、「私に行けない場所はない」と言うベイン。

そして再び襲い掛かってくるベイン。

そしてネオは、目をつぶされてしまう。

 

そのネオをベインが殴り倒そうとした瞬間、

ネオは目が見えているかのように反撃し、ベインを撃退する。

何かがネオには見えている様だった。

 

そしてネオとトリニティは、機械の国へ向かう。

 

 

その頃ザイオスに向かったモーフィアス達の船は、

無数の機械に追われながらも、ザイオスを目指していた。

 

そしてザイオスでは、ついに掘削機で穴があけられ、

なだれ込む機械になんとか立ち向かっていた。

しかし、圧倒的な機械の数に、どんどん犠牲者は増えて行っていた。

 

しかし、ギリギリのところでモーフィアス達の船が到着。

そしてすぐにEMP(電磁パルス)を発動し、機械たちは全て無力化した。

 

一時的に危機は逃れたザイオス。

しかしこれは一時的なもので、EMPによってザイオスの防御も停止してしまっていた。

急いで復旧をするとともに、避難をするザイオスの人達。

そしてそこへ再び機械の大群が襲ってくる。

なんとか壁を塞ぎ持ちこたえているが、突破されるのは時間の問題だった。

 

 

その頃、ネオとトリニティは機械の国に到着していた。

と、すぐに無数の機械たちがそれを排除しようと襲ってくる。

それを何とかネオの力で撃退しつつも、

機械たちの建物へ不時着する。

 

が、その時、トリニティが不時着の際に、

大きな杭に刺されてしまっていた。

そして最後の言葉を残すと、ネオは機械の中へ進んでいく。

 

そして、機械の街が見渡せる場所に来ると、

ネオは機械に「まずは俺の話を聞いてくれと」話しかける。

それに機械は応えた。

 

「スミスはもはや制御不能だ。

 すぐに機械の街にも蔓延するだろう。

 俺なら何とか出来る」

 

そう言うネオ。

機械たちに、望むものを聞かれたネオは「平和だ」と答える。

 

そしてネオは、その機械たちによってプラグに繋がれマトリックスへ。

それと同時に、ザイオスに攻め込んできていた機械たちの動きも止まる。

 

 

ネオは高層ビルに囲まれて豪雨の降る場所にいた。

辺りには、無数のスミスが立っている。

そして、正面には1人のスミスが。

 

スミスとの最後の戦いが始まる。

 

ネオとスミスは激しい戦いを繰り広げる。

が、スミスの力は強大で、ネオは倒されてしまう。

それでも立ち上がり立ち向かうネオに、

スミスは次第にいら立ちを覚えて行く。

 

そして、ネオにとどめを刺そうとしたスミスが、何故か焦りを感じ、

ネオを取り込んでコピーをする。

 

ネオも他の人と同様、スミスの姿に変わってしまった。

と思ったら、スミスは内部から光を放ちながら崩壊。

 

それに続くように、辺りのスミス達全てが光を放ちながら崩壊していった。

 

現実のネオからはプラグが抜かれ。

機械たちは去って行った。

 

ザイオスでは機械達が引き上げて行く。

ネオが救ってくれたんだ!と喜ぶザイオスの人達。

 

こうして戦争は終わった。

 

 

そしてマトリックス内。

預言者と設計者がベンチの前で話をしていた。

そして設計者が問いかける。

 

「この平和はいつまで続く?」

「それは、続く限りよ」

 

その答えを聞くと、設計者は去って行こうとする。

そこへ預言者が問いかける。

 

「解放されたがってる人たちは?」

「もちろん解放する」

「それを信じていいの」

「私を誰だと思っている? 人間か?」

 

そう言うと、設計者は去って行った。

 

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【マトリックス レボリューションズ】感想と評価

この【マトリックス レボリューションズは、

大人気シリーズの第3作目であり、最終章。

 

前作からの完全な続編で、

ザイオスの人間達と、機械達の戦争の最終戦です。

しかしラスボスは、機械達の方からも浮いた存在になった、

エージェント・スミス。

 

最後、戦争は終わったものの、ネオは生きているのかどうか。

そこは分からないまま終わってしまいましたね。

でもまぁココは個人的には、これで良いのかなと思いました。

 

スミスは、ネオの負の部分。

人間は自身のエゴが暴走すると、結局こうなって行くんだよって感じですかね。

 

個人的にはこのマトリックスのシリーズにおいて、

どちらかと言うと、プラグラムの人達が言ってる事の方が、

納得できてしまうのは、自分だけでしょうか?

 

このシリーズの中でも、ちょっと難解な言葉を伝える事が多い預言者と設計者。

最後の設計者の言葉は、ちょっと深みがありましたよね。

 

預言者が「信じていいの?」と問いかけたのに対し、

設計者は「私を誰だと思っている、人間か?」と言う。

 

自分は人間ではなくプログラムだ。

だからこそ、約束したことは破ったりはしない。

そんな風に言ってるように聞こえますよね。

 

スミスを何とかしたら、平和を望んでいたネオに、

それを認めた機械達。

だからこそ、その約束を守ったネオに対し、

自分たちはそれを反故にしたりはしない。

 

人間じゃあるまいし。

 

人間は不完全な存在だからこそ、設計者は預言者に、

「この平和はいつまで続く?」と聞いたんでしょう。

 

 

ド派手なアクションも面白いこのシリーズですが、

人間に対し、この2人が話す言葉は色々と考えさせられる部分がありますね。

 

スッキリとしたラストだった!って感じではないですが、

それでもシリーズ通して見ると、初めはもしかしたら難解な言葉で、

意味が分からなくなっちゃう事もあるかもしれませんが、

もう1回見てみると、色々と何か分かってきてより楽しめる部分もあるシリーズかなと思います!

 

是非、お時間見付けてみてみて下さい!

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