【マトリックス】
主演:キアヌ・リーブス
監督:ラリー・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー
【予告編】
【マトリックス】キャスト
- ネオ(トーマス・A・アンダーソン)(演:キアヌ・リーブス)
- モーフィアス(演:ローレンス・フィッシュバーン)
- トリニティー(演:キャリー=アン・モス)
- エージェント・スミス(演:ヒューゴ・ウィーヴィング)
- オラクル(預言者)(演:グロリア・フォスター)
- サイファー(演:ジョー・パントリアーノ)
- タンク(演:マーカス・チョン)
- ドーザー(演:レイ・パーカー)
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【マトリックス】あらすじ
(結末まで記載があります!まだ見ていない方はネタバレ注意!)
トーマス・アンダーソン(キアヌ・リーブス)は、
大手ソフトウェア会社のプラグラマーとして働く一方、
夜な夜な自宅では、『ネオ』と言う名前でハッカーをしていた。
そんなある日、パソコンの画面に自動的に
「マトリックスが見ている」と言う文字が表示される。
そして「白うさぎの後を」と言うメッセージも表示される。
と、その時、部屋にトーマスのハッカーの仕事の相手が現れる。
そして、息抜きに一緒に遊びに出るよう誘われるがそれを断った。
が、その隣に白うさぎのタトゥーを付けた女性がいたのを見て、
一緒に出掛ける事にしたトーマス。
クラブに着いた一同。
しかしトーマスは馴染めずに端に立っていると、
トリニティ(キャリー=アン・モス)と名乗る一人の女性が、
ネオの名前で話しかけてくる。
トーマスはハッカーの名前としてトリニティと言う名前には聞き覚えがあった。
トリニティは、トーマスの危険を警告しにきたのだと言う。
そして、トーマスが探しているものを知っていると。
パソコンに出たメッセージの『マトリックス』について聞くも、
彼女は答えてはくれなかった。
翌日、自宅で目を覚ましたトーマス。
会社に遅刻していることに気付き、急いで会社へ向かう。
上司に怒られながらもデスクに着くと、
トーマス宛に郵便の包みが届く。
それを開けると、そこには電話が入っていた。
すると、その電話が突然鳴り出した。
咄嗟に電話に出ると、男の声が聞こえてくる。
トーマスは昨晩の出来事もあり、その相手はトーマスが探していた、
モーフィアスだと察する。
そして電話の主モーフィアスは、奴らが君を捕まえに来ていると告げる。
会社の入り口の方を見ると、そこには黒スーツにサングラスの男達が、
トーマスの方に向ってきていた。
逃げないと捕まると言われたトーマスは、
モーフィアスの指示で、その男達から逃げる事に。
しかし、窓の外の足場から逃げろと言われ、
トーマスには結局それが出来ず、男達に捕まってしまう。
一室で男達に事情聴取を受けるトーマス。
トーマスはネオの名で、法律に触れるような事も数々していた。
男達は、モーフィアスを捕まえる事に協力したら、
その罪は見逃すことを提案。
しかしトーマスはそれを拒否し、電話をさせるように言う。
すると突然、トーマスの口が糊で付いたように開かなくなり、
男達はトーマスを押さえつけ、ヘソから機械で出来た虫の様なものを入れた。
そしてトーマスは気を失ってしまう。
その夜、自宅のベットの上で目を覚ますトーマス。
すると突然電話が鳴る。相手はモーフィアスだった。
モーフィアスは、私に会いたければ橋の下に来るように言った。
彼の言う通り、橋の下に行くトーマス。
するとそこへ1台の車が。
中には、トリニティとその他2人の人がいた。
すぐにはトリニティ達を信用する事は出来なかったが、
トリニティに説得さて言う事に従う事に。
すると何かの機械をヘソにあてられるトーマス。
と、その機械はサングラスの男達に入れられていた、
虫の様な形をした機械を吸い出した。
あれは夢だと思っていたトーマスだったが、
それで彼女たちの事を少し信じる事に。
そして、ある建物の一室に通された。
中には大柄な男がいた。
彼が、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)のようだった。
そして彼が話し出す。
「君は、何か妙な世界に迷い込んだような気がしている」
「今の世界は何かが変だと思っている」
「マトリックスの真実は人から教わるものではない」
それらを確かに感じていたトーマス。
そしてモーフィアスは、赤と青の2つのカプセルを取り出し、
青を飲めば、ここで終わり自宅のベットで目を覚まし今まで通りの生活を。
赤を飲めば、この世界の真実を教えよう。
しかし、決して後戻りはできない。と言った。
そしてトーマスは、赤のカプセルを飲む。
そのまま別室に連れて行かれるトーマス。
そこには様々な医療用の様な機械が置いてあり、椅子に座らされる。
そしてモーフィアスは、さっきのカプセルは、
君の本当の肉体を探し出すためのプログラムだと言う。
意味が分からなかったが、「目覚めの時が来たって事だ」と言われ、
心を落ち着けるトーマス。
ふと横にあった鏡を見ると、違和感を感じて手を伸ばしてみる。
すると鏡が、液体の様に柔らかくなっていた。
「現実としか思えないような夢を見たことは?」
「その夢が覚めなかったら、君は夢と現実を区別できるか?」
そういわれた瞬間、その液体の様な鏡が体にまとわりついてくる。
そして、それが口から入り込んできた所でトーマスは意識を失った。
目が覚めると、何かのカプセルの中の液体の中にいた。
そのカプセルを破ると、身体中を管に繋がれていた。
そして辺りを見回すと、そこには先が見えない程の広大な場所に、
それと同じようなカプセルが無数にあった。
と、突然何か機械がやってきて、繋がれた管を抜いていった。
そして急にカプセルの液体が吸い込まれ始め、
それと一緒に流れて行く。
そして辿り着いた先には、違う服装をしたモーフィアスがいた。
しばらく寝かされて何かの治療をされるネオ(トーマス)。
小さな部屋で目を覚ますと、そこへモーフィアスが入ってくる。
そしてモーフィアスは、ここは2199年くらいの現実の世界だと話出す。
そして、マトリックスの正体を見せると言って、
椅子に座らされ、首の後ろに何かプラグを繋がれた。
気が付くとネオは、真っ白な世界にいた。
そこはプログラムで作り出した仮想世界だと言うモーフィアス。
そして、今まで生活していた世界も仮想の世界だった。
その世界が『マトリックス』だと。
そして現在、AI(人工知能)が人間を支配していて、
人間をエネルギー源として栽培しているのだと言う。
モーフィアスは、マトリックスがある限り人間に自由はないと言う。
だから危険を冒しマトリックスに侵入し、戦っているのだと。
そして、救世主と呼ばれる男を探していたのだと言った。
それがネオの事のようだった。
この現実世界にも、栽培された人間ではない普通の人間もいた。
『ザイオス』と言う場所で、最後の純粋な人間も生活をしていた。
そして、ネオの訓練が始まる。
訓練とは、プラグを付けて格闘技の訓練をインストールすれば良かった。
しかし、現実に戻ると口から血が出ていた。
心と体は1つ。つまり仮想世界でも命を落とせば、肉体も命を落とすとの事だった。
そして、マトリックス内にはエージェントと飛ばれるプログラムがあった。
それが、ネオを追ってきていた黒スーツの男達だった。
エージェントは、マトリックス内の誰にでも成り代われる監視システムで、
まともに闘えば勝てないとモーフィアスも言う。
しかし、それらと戦わなければいけないと。
ネオが目覚めたこの場所は、モーフィアスが船長を務める、
『ネブカドネザル号』と言うホバークラフトの中だった。
船員には、同じようにカプセルを飲んで目覚めたものと、
ザイオスから来ている普通の純粋な人間もいた。
そして船員の1人サイファー(ジョー・パントリアーノ)が、
赤いカプセルを飲んだことを今でも後悔しているとネオに話しかけてきた。
その後一同は、預言者と言われる人に会いにマトリックスに入る事に。
ネオは、話を聞かされても、今まで生活してきたここが仮想空間だとはまだ思えなかった。
そしてある古びたアパートに到着する。
一室に入ると、そこには超能力の様なものを使う子供がいた。
そして奥の部屋に案内されると、一見普通のおばさんの様な女性が。
しかし彼女は、ネオの行動を次々に言い当てる。
彼女が預言者(グロリア・フォスター)だった。
そしてネオは、彼女に助言を求めるも、
あなたは救世主ではないと告げられてしまう。
さらに、モーフィアスの命を選ぶか、自分の命を選ぶか、
あなたは選択を迫られる。との言葉をもらう。
そして一同は現実に戻るために、やってきた建物まで戻ると、
ネオがデジャブを見る。
猫が通ったと思ったら、また同じ猫が通ったように見えた。
すると一同は急に緊張感を強め、
デジャブはこのマトリックスのプログラムに何か変化が加えられた時に起こると言う。
急いで現実に戻ろうとするが、その時仲間の一人の元に銃を持った部隊がやってくる。
それに応戦するも、仲間が一人犠牲に。
別の出口から出ようと一同は建物の脱出を目指すが、
そこにエージェントがやってくる。
ネオを守るために、モーフィアスがエージェントに応戦。
しかし、エージェントの力は強く、モーフィアスは捉えられてしまう。
その時、1人先に建物から出ていたサイファーは別の出口から現実へ。
すると、オペレーター(マトリックス内に入った人達の管理)の
タンク(マーカス・チョン)を銃で攻撃をし始める。
サイファーはエージェントと、モーフィアスの居場所を教える代わりに、
記憶を消してマトリックスでの生活に戻すと言う取引をしていた。
そして更に、現実からマトリックスに入るために
プラグで繋がれた仲間たちのプラグを強引に引き抜き始めるサイファー。
プラグを強引に抜かれると、命を落としてしまう。
次々にプラグを抜かれて犠牲になって行く仲間たち。
そしてネオのプラグに手をかけたところで、
撃たれていたタンクが何とか立ち上がり、
銃でサイファーを攻撃。
そして、何とかネオとトリニティは現実に戻ってきた。
一方その頃、捉えられたモーフィアスは、
エージェント達に尋問されていた。
エージェント達は、自白剤の様なものを打ち込み、
人間達が暮らすザイオスへ侵入する為の暗証を奪おうとしていた。
それに気づいた現実世界のネオとトリニティ、タンクは、
防ぐためには無理矢理プラグを抜いてしまうしかなかった。
しかし、それをネオが止めると、再びマトリックスに入って助けに行く事を提案。
そしてトリニティと二人でマトリックスに侵入する事に。
マトリックスに入ると、モーフィアスが捉えられたビルに侵入する2人。
そして、次々に敵を倒しビルを登って行く。
すると屋上でエージェントの1人と対峙する。
エージェントは、銃弾も避けるほどの速さを持っていた。
苦戦する中でネオも銃弾を避けそうになるくらいの速さを見せる。
そして2人でそれを撃退。
そこにあったヘリコプターを使って、なんとかモーフィアスの救出に成功する。
急いで現実世界への出口に向かう3人。
そしてモーフィアス、トリニティが戻った所でエージェントに見付かってしまう。
エージェントと1対1で対峙するネオ。
互角の戦いを見せるネオだったが、ついにエージェントに撃たれて倒れてしまう。
息が無い事を確認して、その場を去ろうとするエージェント。
しかし現実世界では、トリニティが預言者から受けた言葉を信じていた。
私が愛した男が救世主だと。
そして、ネオにキスをした瞬間、マトリックス内のネオが立ち上がる。
慌てて銃を撃つエージェントだったが、それを平気な顔で止めるネオ。
そして、エージェントに向かって走ると、その体の中に入って行く。
と、同時に、エージェントの身体破裂し、ネオが出てくる。
ネオは1人のエージェントを撃退すると出口へ急ぎ、
何とか現実に戻る事に成功した。
そしてここから、ネオ達人間対機械の戦いが、
本格的に始まって行く。
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【マトリックス】感想と評価
この【マトリックス】は、大人気SFアクションシリーズの第1作目。
公開当時はかなり話題になり、独特のアクションシーンも人気になった映画。
ネオが後ろに反って弾を避けるシーンは1度は真似してみたことがあるはず!(笑)
この【マトリックス】は、所々でプログラム的な用語が出てきて、
若干難解な映画に感じる人もいるかもしれません。
ただまぁ簡単に言えば、近未来のAI対人間の戦いですよね。
力に目覚めた主人公が挫折を味わいながらも敵を倒す!
って感じの分かりやすいストーリー。
実は今暮らす世界は、夢の中だった。
って言う、個人的には結構好きな設定の話。
この1作目に関しては、そこまで複雑な設定ではなく、
単純にSFのアクション映画として楽しめる映画かなと思います。
それでもちょいちょい、考えさせられる部分とかも出てきますよね。
夢とは思えないような夢とか僕も見た事ありますし。
とは言え、この【マトリックス】だけで言えば、
単純に、現実的にはありえないくらいのアクションを楽しむだけでも、
十分楽しめる映画だと思います!
是非気になった方は、見てみて下さい!
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