【キサラギ】

主演:小栗旬

監督:佐藤祐市

【予告編】

【キサラギ】キャスト  

  • 小栗旬(家元)
  • ユースケ・サンタマリア(オダ・ユージ)
  • 小出恵介(スネーク)
  • 塚地武雅(安男)
  • 香川照之(いちご娘。)

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【キサラギ】あらすじ

(ネタバレ注意!)

ある日、ペントハウスの一室に、売れないアイドル『如月ミキ』の一周忌の追悼会として、

ファンクラブサイトを通じて5人のメンバーが集まった。

 

この会の主催である、ハンドルネーム・家元(小栗旬)は自称しがない公務員で、

コレクションブックを5冊も作るほどの大ファン。

ファンサイト内でこの会を発案したのが、神経質で口うるさい中年男の

ハンドルネーム・オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)

福島からはるばるこの会に参加しにやってきた、小太りの男

ハンドルネーム・安男(塚地武雅)

雑貨屋で働く、お調子モノのムードメーカー、

ハンドルネーム・スネーク(小出恵介)

掲示板では、そのハンドルネームからや、女言葉を多用する事から、

女性と思われていたら、実は冴えない挙動不審でカチューシャをした無職の中年男、

ハンドルネーム・いちご娘。(香川照之)

 

「天国のミキちゃんに乾杯」

 

と言うと、5人は会を始めた。

 

 

始まってしばらくは、家元のコレクションブックを見て思い出話をしたり、

それぞれのコレクションのトレードをしたりと会を楽しんでいたが、

オダ・ユージの一言で場の空気が一変する。

 

如月ミキはこれまで、仕事に悩みを抱えていて、

それが原因で、所属事務所マネージャーの留守番電話に

 

「やっぱり駄目みたい。私もう疲れた。いろいろありがとう。じゃあね」

 

との言葉を残し、自宅アパートにて部屋中に油をまきライターで着火、

そして自ら……と言われていた。

 

しかしオダ・ユージは、

 

「他者に迷惑をかける方法をミキがするだろうか」

「ミキは悪質な奴に付きまとわれていた」

 

と、その説を否定しました。

そしてそこから、如月ミキに起こった出来事の真相を暴きだします。

 

まずオダ・ユージは「アロマキャンドル」「きたきつねラッキーチャッピー」に、

如月ミキがはまっていた事は一切公開していなかった事だった。

しかし、これらに関して掲示板に書き込みをした人物がいた。

それが、いちご娘。

 

そう言って、いちご娘。を疑うが次第に容疑は晴れて行く。

しかし、いちご娘。の容疑が晴れるとともに、

5人の仕事や目的、如月ミキと関係が明らかになって行く。

 

如月ミキを『見守る』と言って自宅を監視していた男。

ミキが常連のお店の店員で、自宅にも入った事のある元バンドマン。

激痩せした、ミキの元マネージャー。

ミキの相談を電話で日々受けていた、地元の幼馴染。

そして、実の父親。

 

ミキに近い人物が次々と現れる中、タダのファンだった家元は拗ねて行く。

 

 

それぞれの持っていた情報から、

当日にゴキブリが出たと幼馴染が電話を受けていて、洗剤をかけると退治できると聞いたミキが、

その日に入れ物のボトルを変えた事から間違えて油をまいてしまい、

寝る前に付けたアロマキャンドルの日が、

その当日の地震で落下して火がついてしまったのだと気付く5人。

 

マネージャーが受けた留守番電話も間違い電話で、

本当は幼馴染に、ゴキブリを退治する事に疲れたと伝えただけだった。

 

しかし一つだけ疑問が残った。

それが、ミキは最後はクローゼットの中にいたという。

逃げようとしたであれば、玄関までの途中にいるはず。

 

クローゼットの中にあるものは??

 

大量の衣服の他には、段ボールの中に入った大量のファンレターだった。

ファンレターを取りに行って、ミキは逃げ遅れた。

そういう事でした。

 

毎週ファンレターを送っていて、総通200通以上になっていた家元。

「家元さんからのファンレターは、命より大事な宝物」

とのお返しを受け取っていて、実は当日作っていたクッキーは、

誕生日が近い家元の為に焼いていた。

 

それを知った家元は、感極まります。

事実に1つの答えが出て、力が抜けた5人は、

 

「来年もまた集まろうと」

 

と言うと、ミキのライブ映像を見て踊りだします。

 

(おまけ・エンドロール内)

次の年にも集まった5人。

そこにイベントの司会者が加わりその男が突然、

ミキが自ら終わらせたことを否定しだす。

そして、「その証拠がこれだ!」と針金を見せる。

針金に見入る5人。

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【キサラギ】感想と評価

この【キサラギ】は、バカバカしいけど面白い!そんな映画。

 

テーマ的には多少重くなってもおかしくないテーマにも関わらず、

それぞれのキャラクターと映画の作りによって、もはやコメディ。

 

1シチュエーションと想像の映像の映画で、

もはや舞台を見ているような作品です。

 

それぞれのキャラクターがスゴク立ってる。

個人的に好きなのは、家元とオダ・ユージが言い争っているときに、

踊る大捜査線に憧れてそのハンドルネームにしたといじられたオダ・ユージが、

初めは否定しているモノの、口論に熱がこもって来てついに、

 

「憧れてて悪いか!」

 

と言ってしまうシーン。(笑)

ストーリーとは関係ないですが、踊る大捜査線に自らも出ている、

ユースケ・サンタマリアが言うのがまた何か面白い。(笑)

 

初めから、どんどん色々な事実が判明して話が進んでいくし、

テンポよくキャラが面白いので見ていて終始飽きない。

 

ある意味最後の結論も、もしかしたら事実ではないかもしれないが、

この5人の中ではそう言う答えが出て満足できたんだろうなぁと、

なんだかほっこりしてしまう。

 

一応ジャンル的にはサスペンス・ミステリーでしっかり話も作り込まれているが、

難しく感じる印象が一切なく、気軽に見ながらキャラクターもストーリーも楽しめる。

 

そんな映画で、おススメの作品です!

 

ストーリーのあらすじを知っても楽しめるので、

興味湧いた方は是非見て見て下さい!

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