【インセプション】
主演:レオナルド・デカプリオ 監督:クリストファー・ノーラン
【予告編】
【インセプション】キャスト
- レオナルド・ディカプリオ(ドム・コブ)
- 渡辺謙(サイト―)
- ジョゼフ・ゴードン=レヴィット(アーサー)
- マリオン・コティヤール(モル)
- エレン・ペイジ(アリアドネ)
- トム・ハーディ(イームス)
- ユスフ(ディリープ・ラオ)
- ロバート・フィッシャー(キリアン・マーフィー)
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【インセプション】あらすじ
主人公のコブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人の夢(潜在意識)に侵入して、
頭の中からアイデアを抜き取る(エクストラクション)を仕事とする企業スパイをしていた。
ある時、大物実業家のサイト―(渡辺謙)からの仕事の依頼が入る。
その仕事はコブが行うエクストラクションではなく、インセプション(植え付ける)と言う物。
ライバル企業を潰すために、その企業の跡継ぎであるロバート・フィッシャーに、
『父親が築いた巨大企業をつぶす』
というアイデアをインセプション(植えつける)すると言う内容だった。
インセプションは、エクストラクションより遥かに高度な技術を必要とする為、
一度は断ったものの、コブの妻・モルが亡くなった事への容疑で、
コブは国際指名手配されていた。
そのコブの犯罪歴の抹消を条件に、サイト―の仕事を受ける事に。
この仕事を最後に、犯罪歴を消し産業スパイから足を洗うことを決めたコブは、
仕事を完遂する為に最高のメンバーを集める。
長年の相棒でもある『ポイントマン』のアーサー。
夢の世界を構築する『設計士』のアリアドネ。
夢の中で様々な人物に姿を変えられる『偽装師』のイームス。
夢の世界を安定させる『調合師』のユスフ。
更に、結果を見定める為同行を求めたサイトー。
その6人で、ロバートの頭の中に侵入することになります。
夢(潜在意識の中)には階層があり、その階層は深く潜るほど、
その上の階層での時間の経過がゆるやか(現実での5分が夢の中で1時間など)になり、
深い階層ほど夢と現実との区別がつきにくくなります。
夢の中でさらに夢の中に入ると、深い階層に行くと言った感じ。
コブは、夢と現実の区別がつかなくなるのを判断する為、妻・モルの形見でもある、
トーテムと呼ばれるコマを持ち歩いていました。
コマを回し、ずっと回り続ければ夢、やがて止まれば現実。
夢の世界に入るモノは、それぞれにこう言った判断基準を持っています。
モルは、対象者であるロバートが自然に自分の意図するアイデアを受け入れるよう、
『第一階層では父との関係を見つめ直すよう誘導し、遺言を意識させる』
『第二階層で身近な人間が裏切り者だと思わせる』
『第三階層で父と和解させ、父の遺志が『自分の道を行け、真似をするな』と暗示させる』
と言う流れで、段階的に記憶を植え付ける事を計画。
そして、ロバートと同じ飛行機に乗ったコブたちは、作戦を決行する。
いざロバートの潜在意識の中に侵入したところ、いきなり武装集団に襲われる6人。
コブのように夢に入り込むスパイ対策として、ロバートは訓練を受けていました。
ロバートの意識が生んだ自己防衛本能から、武装した人間の形を取ってコブたちを襲います。
さらにコブには、メンバーにも隠していた妻・モルとの過去があり、
その事が原因で、夢の中でモルまでもが妨害を始めます。
実はモルはコブと同じ技術を持っていて、モルとコブはかつて2人だけの夢の世界を、
深い階層に作り上げました。
しかしそのうちにモルは夢と現実を混乱し始め、夢に永住したがるように。
その影響でモルはコブの前で自ら命を絶ち、コブに容疑が。
コブ自身もその罪悪感から、夢の世界にモルが現れて邪魔をするように。
武装集団から逃げるように、第三階層まで潜入し、ようやくロバートに記憶を植え付ける事を達成。
しかしその途中、サイト―は夢の中で命を落としてしまっていました。
通常であれば、夢の中で命を落とすと目を覚ますことになるが、
今回は深い階層までの侵入ミッションの為、薬を使用していた。
その影響で、命を落としても肉体は目覚めず『虚無の世界』と言われる第四階層に落ちる事に。
そのサイト―を吸湿する為にコブも『虚無の世界』に行き、
サイト―を救出し、現実世界へ帰還。
そして約束通り、サイトーはコブの犯罪歴を消し、コブは子どもたちと再会する事に。
平和な生活を取り戻したコブは、ふとこれも夢なのでは?と言う疑問を持ってしまい、
妻・モルの形見でもあるコマを回します。
しかしコブは、コマが止まるかどうか見ずに子供たちも元へ
そしてコマは……
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【インセプション】感想と評価
この【インセプション】を、見終わった後思う感想は、
ほぼ皆さん同じでしょう。
「コマは止まるの!?止まらないの!?」
って事。
僕も当然そう思いました。(笑)
まぁでも、ラストシーンはこの終わり方しかないよな。って感じです。
「うわ~マジか!やっぱそうきたか!」
と思わず言ってしまいましたからね。
言い換えれば結局、最後のこの幸せなシーンは、
『夢なのか現実なのか』
それを、モヤとさせるのが1番です。
ココでどちらにしてもハッキリ答えを出しちゃってたら、
正直この映画の評価はダダ下がりしていたでしょうね。
『夢オチ』は、もはやタブーって位の感じになってますしね。
まぁでも実際細かく見てみると、現実なのか夢なのかを
判断する材料を残している部分もあったりするんですが。
映画全編通じて、見れば見るほど、
『実はこのシーンも夢の中なんじゃないのか?』
みたいに思わせる作りが面白い映画。
ただまぁ実際、途中からどんどん何が何だか分からなくなるって人も多いです。(笑)
だけど、改めてみてみるとまた別の楽しみ方が出来る作品。
それと、『夢の中』ならではの非現実的なアクションも圧巻です。
興味が湧いた方は、まずは是非1度見てみてください!
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