どうも、ゆうです。

 

『演技』『歌』『ダンス』『お笑い』

 

何でもそうなんですが、なにかを表現するって事をする時に、

始めたばかりの人がぶつかる壁が、大きく分けて2つあると僕は思っています。

 

 

演技講師をしていると、始めたばかりの人は大抵この【2つの壁】を持っています。

たまに1つは既にぶっ壊れちゃってる人もいますが。

 

更に極稀に、2つともぶっ壊れちゃってる人もいなくはないですが、

そう言う人って結構世間では変人扱いされてるような人です(笑)

 

 

その【2つの壁】ってどんなものかって言うと。

 

 

 

1つ目は簡単、『羞恥心』ってやつです。

単純に、人前でセリフをしゃべったり、歌を歌ったり、ダンスを踊ったり、

そう言う事が、「恥ずかしい」って思う気持ちですね。

 

こう言うと当たり前の事ですが、実は結構自分では、

 

「恥ずかしいとは思ってない」

 

って思ってても、完全に委縮しちゃってる人は結構います。

 

『歌』とかで言えば、もう今の時代カラオケなんて誰でも行った事ありますから、

そう言う所で歌うことは別に「恥ずかしい」とは思わない人も多いです。

 

が、実際一緒にカラオケ行くと、ほとんどの一般人はこの1つ目の壁が、

ガッツリそびえ立ってます。

結婚式の余興とかで、へらへらしてダンスを踊ったりするのもそうですね。(笑)

 

 

単純に、『全力で表現してるか』って事だったりもします。

 

 

まぁ、これに関しては『慣れ』とか『経験』で何とかなったりします。

 

 

 

2つ目の壁は、言葉で表すのが難しいんですが

 

『120%全力を出す力』

 

みたいな部分です。

まぁ、意味わからないですよね。(笑)

 

 

例えば、今から全力で

 

「おはようございます! ○○(名前)です! 宜しくお願いします!」

 

って言ってくださいって言われたとします。

その時に、一瞬で本当に全力の120%を出せるかって部分です。

 

 

一般の人は、これをやると100人中98人くらいは80%も出てきません。

基本的に人間は、『全力で!』って言われただけじゃ全力は出ないんですよね。

 

そう言う人に全力出させようとする時は、僕は大抵かなり煽ったりします。(笑)

 

そうするとこれだけの言葉を言うだけでも、涙が出てきたり、ぜーぜー言う位息が切れたりします。

その位までやってやっと、全力なんですよね。

 

 

こう言う部分が、『表現力』に繋がります。

 

 

ダンスとかであれば、スキルだけが相当秀でてればある程度活躍できるかもしれませんが、

この2つ目の壁って部分にも気付いて『表現力』を磨いた人は相当強いです。

 

僕自身、以前にあるイベントで20、30人のダンサーが一斉に踊ってる所を見た時に、

一人のおねぇっぽい人(多分(笑))の『表現力』が周りと全然違って、

その人しか目に入らなかったですからね。

 

 

演技とか歌とかで言ったら、これはもう最低条件って言っていいくらいのモノです。

 

 

これも、スキルとと以前の本質的な部分。

スキルなんて、ネットで調べれば練習法とか載ってたりしますしね。

 

僕も、演技講師としてこういう本質的な部分から教えて行ったりしてる訳です。

 

 

この話だけじゃ、どうすればいいか分からない人も多いとは思いますが。(笑)

まぁ意識するだけでも違う部分は結構あるので、是非まずは意識してみて下さい。

 

 

それでは、ゆうでした。