【7つの贈り物】(主演:ウィル・スミス)

【予告】

 

ウィル・スミス主演、結構重いテーマの映画。

ウィル・スミスと言えば、大作でのアクションや、陽気なキャラクターの方が有名ですが、

この【7つの贈り物】の様に、重いテーマで思い芝居をする映画も幾つかあります。

 

代表的な作品で言えば、実の息子と共演もしている【幸せの力】とか。

個人的な意見で言えば、大作は勿論面白いですが、ウィル・スミスだけを見ると、

この作品の様な演技をするウィル・スミスの方が好きだったりします。

 

【幸せの力】は実話を元にした話との事でしたが、

この【7つの贈り物】はそう言う訳ではないようです。

一応僕が探した限りでは、そんな話は見つかってません(笑)

 

まぁ実話かどうかは別にしても、この映画の主人公の気持ちがリアルに理解できる人と、

理解できない人とで、かなり感想は分かれる作品かなぁと思います。

 

→ 【7つの贈り物】あらすじはコチラから

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【7つの贈り物】誰に贈り物をしたかったのか

この【7つの贈り物】で言われる意見として多いのが、

 

「トーマス(主人公)が選んだのは本当に良い人なのか?」

「ただのトーマスの独断じゃないのか?」

 

的な意見。

この映画のあらすじをザックリ言うと、主人公であるトーマス(ウィル・スミス)が、

自分の不注意から7人の人の人生を変えてしまった事から、7つの人に大きな贈り物をする。

って話。

この贈り物を送る7人を、ある意味独断と偏見で選び、この上なく重い贈り物をする訳です。

 

「この人が贈り物を送るに値する人なのか」

 

その判断は、もはやトーマスの『自己満足でしかない訳です。

トーマスから見た、『良い人』に対して贈り物を送ればそれで良かったんじゃないかって事。

 

ちなみに『7つの贈り物』の7つは、

 

  1.  片方の肺
  2.  肝臓
  3.  家
  4.  腎臓
  5.  骨髄
  6.  
  7.  心臓

 

どんな人にどんなふうに贈るかは、是非映画を見てみて下さい(笑)

 

『自己犠牲』や『赦し』を得たかった訳では無い

勿論映画なので、解釈は見た人それぞれが感じた通りで良いとは思いますが、

この映画の感想や意見として、

 

『自己犠牲ってテーマの映画』

『赦しを得たい、贖罪の気持ち』

 

ってテーマの映画だって見る人が多く、そう見るとやっぱり何となく主人公のトーマスの、

ただの身勝手な行動で、結果的にはそれで救われた人がいるけど、

正直、そんなプレゼントされても重すぎる……みたいに感じる人が多いのかなって思います。

 

ただ僕が感じたのは、『自分を犠牲にする』とか『赦されたい』って

気持ちではないんじゃないかなぁと。

『自己犠牲』ではなく、ある意味やっぱり『自己満足』で良かったんじゃないかと思う訳です。

 

もう彼の中での自分の結末は決まっていて、

でもどこかで何かを残したかったり、何かを伝えたかったり、

そう言う、ある意味『自己満足』的な気持ちを、誰でも人間は持ってるんじゃないでしょうか。

 

自分は許されない事をしてしまった。

それを許して欲しいとはもう思っていない。

自分が選んだ結末も、正しいとは思っていない。

 

だけどどこかで、最後に何かを残したかった、伝えたかった。

だから身勝手と分かっていても、彼はそう言う行動を、

ある意味、普通の人から見たら不自然とも思えるほどの行動をしたんじゃないかって思うんですよね。

 

 

正直この映画は、1回目見た時は、初めの1時間くらいは意味が分からないまま進むと思います。

でも、2回目、3回目と見ると、ウィル・スミスの細かい表情から、

すごく気持ちが伝わってくる。

 

そんな映画なんじゃないかなと僕は思いました。

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